フォトリーディングで読書は本当に早くなる?1ヶ月続けた結果思うこと

こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチの ゆかねぇ (@officeyuka) です。

フォトリーディングは「あなたもいままでの10倍速く本が読める」という本でも紹介されている、従来の読書法とはまったく異なる本の読み方です。

私はほんの数ヶ月前にフォトリーディングと出会い、本だけでは習得が難しかったのでセミナーまで受けました。

それから約1ヶ月。今でもフォトリーディングによる読書を続けています。

果たしてフォトリーディングで読書は本当に早くなったのか?私の実体験からお話します。

[itemlink post_id=”5398″]

目次

フォトリーディングとは

まず最初にフォトリーディングとは何か?についてご説明しておきます。

フォトリーディングは正式には「フォトリーディング・ホール・マインド・システム」と言います。

開発したのは神経言語プログラミング(NLP)、加速学習の世界的権威である ポール・R・シーリィ という人。

その読書法は私たちが学校で習ったような「最初から順に読み、きちんと意味を理解する」という読み方とはまったく異なります。

イメージとしては「文字が書かれたページを画像のように脳に写し取り、あとで検索できるようにしておく」感じです。「読む」というよりは「見る」「感じる」といった表現の方が適切かもしれません。

だから本をめくるスピード自体は1ページあたり1~2秒。その後改めて自分の知りたいことを探しに行くという感覚です。

潜在意識を読書に活かす

そもそもフォトリーディングは「潜在意識を読書に活かそう」という考えが発端です。

たとえば私たちが初めての場所に行くとき、最初は見慣れない場所なので間違ったり時間がかかったりしますが、一度行ってしまうと「学習」をするので次からはスムーズに行けますよね。

また何かを学ぶときも、1回読んだりやってみたりしただけでは理解できなかったことが、何度かやっているうちにある日突然「わかった!」という体験をしたことがある方も多いはずです。

これらは自分が意識してどうこうしようとしたものではなく、ある意味脳が勝手に働いて(頑張って)くれた結果、理解ができたり知識がつながったりしたということ。

このような脳の働き=潜在意識を読書に活かそうと開発されたのがフォトリーディングなのです。

だから一字一句を目で追って「理解」しようとはしません。

画像のように取り込んだ内容の処理を脳に委ねてしまい、つながるのを楽しみに待ち、出来上がったものを受け取りに行く、というイメージで私は考えています。

フォトリーディングで読書は本当に早くなったのか

私は最初「あなたもいままでの10倍速く本が読める」という本でフォトリーディングを習得しようとしました。

やりかたも全部書いてあるにはあったので「できなくはないだろう」と考えたからです。

でも結局「これでいいのだろうか」「やりかたは正しいのだろうか」と思うようになり、セミナーを受けました。

あわせて読みたい
フォトリーディングの講座は受けた方がいい?実際に受けてみた私が感じたこと こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチの ゆかねぇ (@officeyuka) です。 フォトリーディングは「最初からきちんと全部読む」本の読み方とはまったく異なる読書...

ここまでフォトリーディングに投資した私の読書スピードが本当に早くなったのか、気になりますよね。

結論から言うと早くなるにはなったが劇的に早くなったわけではない、が答えです。

まず、本を読んだりセミナーで学んだだけではフォトリーディングのスキルは身につきませんでした(当然といえば当然ですが)。

だからセミナー後、できるだけ毎日フォトリーディングをするようにしました。

重宝したのは図書館です。興味のある本を借りてきて、片っ端からフォトリーディングしました。

それ以外にも自分で買った本、買っていた本もとにかく読みました。

結果的に1ヶ月で20冊以上フォトリーディングによる読書をした結果、単純に読むスピードが早くなったのは事実です。

ただそれよりも、本を読むときの集中力が増し、頭に内容が入ってきやすくなったことのほうが得たものとしては大きいかもしれません。

そもそもフォトリーディングは速読ではないし、最初から最後まで読もうとするものでもありません。

本を読む前に「なぜその本を読むのか」「読んで何を得たいのか」という本を読む目的を明確にして読むので、目的が達成されたらそれでいいわけです。

だから飛ばし読みもするし、全部読まないこともあります。

その点で考えたら一冊にかける時間はたしかに短くなったし、スピードも早くなったと言えるかなと。

自分に必要な情報を最短で得る、という意味においては間違いなく早くなったと思います。

そしてまだフォトリーディングを始めて1ヶ月程度ですから、継続することでスピードも早くなり、また得られるものも増えるかもしれません。

楽しみながら続けていきたいと考えています。

まとめ

日本語のタイトルが「あなたもいままでの10倍速く本が読める」となっているために「さぞかし早く本が読めるようになるのだろう」と思われがちなフォトリーディング。

実際は「早く読めるようになる」というより「早く理解ができる」「早く必要な情報を得られる」という面のほうが大きいと私は感じていますし、その点は間違いなく早くなると言えます。

読書法は一つではありません。フォトリーディングとて選択肢の一つ。

自分に合った読書法を見つけていただければと思います。

[itemlink post_id=”5398″]

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次